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辿り着く先は一体 何処になるのか

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  • 今宵はどこへ行こうかしら…
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    何か言ってやるかな
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    性別:
    男性
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    1979/09/13
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    img_9748_41768007_0.jpg
    14年間想い続けた憧れの地、北海道に行って参りました。
    北の国から’92に出会ってから、裕木奈江さんに惚れ、北の国からに惚れ、軌跡をたどり新作を待ち、気づけばもう14年の月日が流れておりました。
    行くチャンスがなかった訳ではなく、むしろ同級生が北大に行った時にも誘われ、友人の北海道旅行について来ないかという誘いもあったりなんかして、それで も時間があわずお金があわず、ある時には行く気にもなれず。

    とうとう行って来た北の国は、14年という長い間に膨らみ続けた異常なまでの期待を決して裏切る事なく、むしろ想像以上の感動を与えてくれる結果と相成り ました。

    北海道に行くまでの一週間程、休みのない仕事に体はボロボロになり、北海道では睡眠時間もままならないまま動き回り続け、戻って来たら戻って来たですぐに また仕事ということもあり、なかなか報告の出来ない状態ではありますが、近く精一杯感動をお伝えしようと考えております。

    ひとまずは挨拶まで。
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    img_9748_40994405_0.jpg
    いっそ溶けてしまえば良いのです、望まれないまま。
    一層溶けてしまえば良いのです、望まれないなら。

    空に渡った悲しい星が、筋を残して落ちて逝く。
    君が悪いんじゃない。
    地味に悪いんじゃない?

    消えてった後の朽ちた夢が、海を越せずに砕けて逝く。
    気味が悪いんじゃない?
    君が悪いんじゃない。

    いっそ溶けてしまえば良いのです、何も持たないまま。
    一層溶けてしまえば良いのです、何も持てないなら。

    今になって思うのは、明日の空と君の事。
    涙が溢れました。
    川が流れました。
    ただ、それだけの話なのに。

    いつだって悩むから、いつだって悩むから、
    あの日の僕は何て言うかな。
    あの日の僕は笑ってくれるかな。
    いっそ思い切り、あざ笑ってくれるといい。

    どんよりしたのは中身だけ。
    隣りは何にも知らないフリ。
    それでも世界は回るから、それでも世界は回るから、
    涙を泳いで川を泳いで、耳は削がれて鼻はちぎれて。

    気づいた背中の大きな羽も、
    築いた空しく腐って折れたとさ。

    img_9748_40624055_0.jpg初めて身内が亡くなったのはいつだったか、名古屋で好き放題していた時の事だったと思う。
    両親のどっちからだったか、あの頃は親父ともそんなに仲良くなかったし、母親からだったかも知れない。突然連絡が入って俺は父方の実家まで電車を乗り継 ぎ。
    着いた先では何とも言えない光景。まるで生きているんじゃないかってくらいに美しいままのおばさんと、それを囲んで涙する婆ちゃん、黙って小さい目を開け ているんだか閉じているんだか、それがルーツなんだよ、爺ちゃん。

    通夜が終わって告別式が終わって、間もなくおばさんは灰になってしまった。
    四角い箱の中でおばさんは、白くなって細くなって、頭の角っちょだけ残って崩されていないままの真っ白には、ほんのりとしっかりと赤い色が残っていて。

    その帰り道、金なんてない俺は独り名古屋まで鈍行に乗って帰宅。その帰りの電車の中で、俺は初めて人の死についてペンを執り、そうしてメロディに乗せ、高 らかと唄ったんだ。

    豊田ミュージックバトル、YMF、それからどこだったっけ、いくつものコンテストでそれは活躍し、それでもテクニックのない俺から出される非力な音は、想 いとは裏腹にことごとくことごとく。

    それでも中京テレビのおっさん審査員は、俺のギターの持ち方を「ペイジみたいで良い!」なんて書いたアドバイスシートをくれたっけ。

    あれからどれだけ経ったろう。

    今一度。

    今一度。

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