髪の毛が伸びて来ております。
高校が無駄に古い体制で厳しかったのもあってか、大学以降続く先々の仕事先でも髪の毛にうるさい職場が多かったからか、髪の毛に対するこだわりというもの が俺の中にはあって。
夏だから短く冬だから長い、そんなルールは一切なく。「こうしたい」という髪型に出会うまでは、その髪型になれる様にダダ伸ばしをするのが信条で。しかし ながらいつまで経っても髪の毛に対する偏った見方が直らない日本の仕組みに邪魔をされ、今回もそろそろ髪の毛を切らないとやいやいいわれてしまうところま で来てしまいました。
屁理屈になるのか、例えばとても人当たりの良い人がグニャグニャのパーマネントウェーヴで、糞味噌に腐りきっている阿呆ぅがすっきりした髪型で。それでも 社会は後者を採用するのでありましょう。何の為の面接なのだ、と。世の中なかなか上手くはいかないものであります。いっそ短い髪型をこよなく愛している人 間に産まれてくれば良かったのに、なんてことまで考えてしまう始末。何だかなぁ。
それよりも問題なのは、短い髪型が何とも似合わないという現実。面長な人間には短い髪型は死の宣告にも似た指令で。今までも何度か短い髪型に挑んだのだけ れども、毎度毎度「決まった」と思える瞬間はなく。女性に産まれれば良かったな、なんて。
にしても、髪型一つで性別までをも揺るがす程の大問題にまで発展してしまうなんて、髪の毛もあなどれないということになるのでありましょう。言ってみれ ば、世間に与える印象というのにも大きく影響するいう事になる訳で、となるとやはり未だに「短い=好青年」の流れを汲んでいる社会に溶け込むには切らねば ならないというオチになってしまうのでありましょうか。
いつまで経っても社会に馴染めていない訳がほんの少しだけ分かってしまった様な、一週間が始まった昼下がり。
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