北の国からの大ファンです。
初めて出会ったのは1992年。まだまだ俺はガキンチョロ。しかしながら両親が見ていたというのもあり、たまたまそこに居合わせたのがきっかけ。
「北の国から’92 巣立ち」のヒロイン役は裕木奈江さんで、当時俺の心をわしづかみにしてしまったというのもあり、そこから俺の飽くなき追求が始まって 行く訳ですが。
当時から実家には北の国からのビデオテープが全部揃っていたので(’92までですが)、92年の放送日の次の日から、世の中のガキンチョロが週刊誌の話や テレビゲームの話に盛り上がっている中、独り黙々と北の国からを見続けていました。
やがて全て見終わり、何だったら何回も見直し、もはや完璧なのではないかと思われた俺の心に残る不快感。そう、「〜巣立ち」の時に出て来た「こごみさん」 なる人物が何なのかがまったくもって分からなかったのです。更には「つららさんって何?」的なところにもブチ当たり、北の国からはこんなにも不可思議な設 定で始まっていたのか、と、少々肩を落としておりました。
やがて大学生活を送る時が来て、俺は独り名古屋へと飛んで行く訳ですが、真っ先にチェックしなければいけないレンタル屋さんを無事に見つけ、ついでに何か 面白そうな映画でも探してみるかと店内を歩いていたところ、目に飛び込んで来たのは「北の国から1」と書いて置いてあるビデオテープ。隣を見ていくと「〜 2」から「〜4」までも置いてあり。
きっと俺が今まで見た奴の総集編的なものなのだろう、と思いながらも一応手に取って裏側を見てみると、見た事もない場面と内容がそこにはつらつらと書かれ ているではありませんか。
…俺が実家で見る事の出来たのは、どうやら特別編になってからのだけだったのです。「北の国から’83 冬」が最初だと思っていた俺は、新転地名古屋に対 するどんな衝撃よりもまずそこにショックを受け、なけなしのお金をはたいて即レンタル、部屋に戻るや否やかじりつく様に見たのでした。
それからもうだいぶ経ち、今に至り、今では密かに「負けないから」なんて思ってしまう程の北の国から大好きっ子になっております。
ただ、それだけの話です。
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