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辿り着く先は一体 何処になるのか

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  • 今宵はどこへ行こうかしら…
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    何か言ってやるかな
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    img_9748_25296559_0.jpg
    生まれてまもなく捨てられたホトトギスは、何を叫んで良いのかも分からず空を舞っていました。金木犀のいい香りがしていました。

    町へ出て立ち止まると目の前に広がるのは、夏の終わりを告げる優しさと、目にしみる風でした。青林檎の味がしました。

    どこを探しても素敵な眺めが見つからないと感じ、この町にさよならをしようとホトトギスは決めました。

    少し早い秋雨の中、靴を脱いだ女性がふと語りかけてきました。

    「次の角を右に行ったら、飛び降りれますか?」

    雨上がりの夕焼けに背を向け、まだ見ぬ朝焼けを目指して、終わりのない旅に出ます。

    紅の船の上で羽を休めたホトトギスは、道を教えた女性を思い出して引き返す事にしました。

    とても懐かしい匂いがしていました。

    女性はいなくなっていました。緑色の靴だけが、右に曲がった角にそっと置いてありました。金木犀のいい香りがしていました。

    町へ戻って立ち止まると目の前に広がるのは、冬を告げた寂しさと、背筋の凍る寒さでした。緑のみかんの味がしました。

    今年最初の粉雪の中、希望の杖を持った老人がふと語りかけて来ました。

    「この道を真っ直ぐ行っても構わないのかぃ?」

    かじかんだ足の先をいたわり、難しい知恵の輪を見つめながら、始まってしまってしまった終わりを迎えます。

    黄金色の屋根で羽を休めたホトトギスは、道を教えた老人を思い出して引き返す事にしました。

    とても温かい匂いがしていました。

    老人は倒れていました。折れた杖だけが、真っ直ぐと道の先を指していました。金木犀のいい香りがしていました。

    道の途中で立ち止まると目の前に広がるのは、もの凄い豪雨と大声を上げて近づいてくる竜巻でした。もう味はしませんでした。

    人生最初で最後の大嵐の中、ぬいぐるみを持った女の子がふと語りかけて来ました。

    「夢って見なきゃいけないの?」

    分厚い雲を必死にかき分け、曇ってしまった瞳をこすって、終わりの準備を始めます。

    台風の目の中で羽を休めたホトトギスは、夢を失った女の子を思い出して引き返す事にしました。

    とても切ない匂いがしていました。

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    img_9748_25188247_0.jpg
    最近になってようやっと、何人かの人がコメントまで残してくれる様になってみりました。感謝感謝。足跡っていうのが一体どういった仕組みになっているの か、何のこっちゃさっぱり分からないままではありますが、これからも書き続けていこうかな、と。
    別に誰かを否定したくて書く訳じゃない、否定されたくて書いている訳でもない、だってここは暇潰し程度にいらしてもらいたいところが本筋なのだから。

    …なんて、カッコいいことを言ってはみたもののやはり誰かに見てもらえているのではないか?などと密かに期待しているのは事実で。下手なこと書いてさんざ 非難されてしまうかも知れない、世に言うところの「炎上」的な展開だってあるのかも知れない、逆言えば、これを読んでくれたどこかのお偉いさんが俺を気に 入ってくれて何か素敵な仕事をくれるかも知れない。要は可能性の話で。

    だからそれまで俺の出来ることといえば、ただひたすらに毎日ブログを書き続けるということ。誰に褒められたって構わない、誰に非難されたって構わない、た だ、俺なんかのブログに興味を持ってくれたということ、そこに対しての感謝の気持ちを決して忘るることなく、ただ書き続けるだけ。

    何かに手が届いて、必死の思いで引っ張り上げたら、とんでもないものが出て来た。
    思わず手を離してしまって、そのまま二度と届かないところまで落ちていってしまった。
    ただ、思い出だけがしっかりと心に引っ掛かっていた。

    img_9748_25182928_0.jpg
    初めて海外に興味を持ったのは中学3年生の頃。友人の両親が営むそば屋に飾ってあったカレンダーの写真だった。
    その写真に衝撃を受け、フランスで死ぬ為に言葉を学ぼうと思い、その為に大学に入ろうと決めた。
    初めて海外に行ったのは高校1年生の時。イギリスに1ヶ月とフランスに3日程。初めておりた憧れのフランスの地で、目にしたのは最先端の建物ばかり。
    初めてイギリスでカルチャーショックを受けたばかりなのに、初めて高島屋の扉を開けたのはパリでの事だった。
    大学に入れば会話の出来る人間になれると思っていたのに、実際はスポーツをしてみたりホームページを作成してみたり。
    会話にしか興味がないと決め込んでいたので、そんな現実との違いに戸惑い、いつの間にか語学からも遠ざかり、すっきりしないまま今になってしまった。
    音楽もとても好きだったので、それからはずっと音楽活動の日々だったが、これもどうするのかはっきりできないまま今になってしまった。
    いつまでもはっきりしないままではいけない。一つ一つけじめをつけて次に進まなければ。
    さあ、ここでだ。目の前に海外体験の企画がある。このニュージーランド企画で、自分の中の海外に対する思いが何か変わるかも知れない。


    中学生の時、友人の家に飾られていたカレンダーの写真をとても素敵に思いました。下には「フランス、シャンパーニュ地方」と書いてありました。
    高校生になり、大自然の中青空を見ながら最期を迎えたいと思うようになりました。
    ちょうどその夏、高校主催でイギリスへ1ヶ月語学研修に行くという企画が持ち上がりました。
    帰りにはフランスにも立ち寄るという話を聞いて、私は親に頭を下げそれに参加させてもらいました。
    イギリスでは伝えきれない程の素晴らしい経験をしました。

    今までの自分にけじめをつけたくて、今回この企画に応募させていただきました。

    いつも心に思う言葉があります。
    少年よ、大志を抱け。
    お金の為ではなく、私欲の為でもなく、名声という空虚な志の為でもなく。
    人はいかにあるべきか、その道を全うする為に、少年よ、大志を抱け。

    人生まだまだ長いとはいえ、何も考えずに毎日を送っていては時が経つのも早いなと、最近常々思います。

    高校生の時に、一ヶ月ではありましたが海外に行く機会がありました。
    あの時受けたもの凄い衝撃、体で感じた壮大な世界観、カルチャーショック、心の底から湧き出るわくわく感、言葉では上手く伝えきれないたくさんの感動、未 だに忘れる事はありません。
    海外に行ったことで、自分の考え方や価値観など、行かなければ気づけなかった色々な思いを自分に与えてくれる、とてもためになる経験でした。
    今回またこういったチャンスを目の前にして、すでに心がわくわくしています。
    今度はどんな事が待っているんだろう。あれから成長した自分で改めて海外に行った時、果たしてどんな衝撃が待っているんだろう。
    精一杯自分のすべてを開いて、ありったけの刺激を受け止めて来たいと思っています。

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