そんなにやすやすと「最高だ」「最低だ」なんて言葉を使ってしまっては、本当に本当の最高の瞬間辺りになんて言葉を使おうか迷ってしまいそうなものなのだ が、それでも人はあっという間にそんな言葉を使い。
そんな中、湯河原温泉まで張り切り感ゼロでふらり旅して参った訳ですが、現地の景色の最高な事。まだ春は遠いとはいえ、何とも言えないこの景色、空気、光 り、音、匂い。どれをとっても申し分なく。
きっと毎日ここで働いている人にしてみたら「こんなの別に去年もあったよ」なんて事だったりもするんだろうけれども、異国の地というのはどうして気持ちを 高ぶらせるんだろう、最高だった訳です。
更に、今では電車のみならず、バスも何も全てがカードで支払える世界になっていて。いちいち財布を胸ポケットから取り出してはセンサー部分にピピッと確認 させ、確認が終わったらまた胸ポケットにしまい。さすがに同じ行為を繰り返すのが面倒だったので、財布の中からカードだけを取り出してポケットに移し替 え、必要のなくなった財布は胸ポケットへ…のはずが、お尻に指したままの財布はいつの間にか落ちておりまして。
落とし物届けを出したら奇跡的にも返って来たのだけれど、当然中身は空っぽ、帰り賃として残っていたピピピとなるカードだけが俺の頼り。あげくは第一回で 世話になった臨時の愛車の鍵までどこかへ行ってしまう始末。貸してくれた奴に聞いてみたら、スペアキーなんて便利なものは用意していないそうで。これまた 困った。シリンダーごと交換なんて事になったら何だか一杯時間がかかりそう。最低です。
たかだか3日くらいの間に結構な振り幅で最高と最低を味わわせてもらって、もはやテンションを維持するのが精一杯。一度落ち着かせて下さい。
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