今まで何故か放ったらかしになってしまっていたコメントへのリアクション。
…苦手なのです。なんて言って、実際毎度コメントしてもらっている方なんて本当に少ししかいないというのに。と言いますか、結局は俺にコメントをくれた方 に直接ありがとうございますを伝えたいのが本心で。それをコメントの欄でしかも「コメント返し」的な事でもって挨拶するというのが苦手と言うか恥ずかしい と言うか…。俺とその方の会話を公の場に載せる、という行為が何とも自分勝手ではあるまいか?なんてことも考えたりして。
でもそうやって考えたら、俺がこんなところでどうでも良い話を延々書き続けている事の方がよっぽど自分勝手な訳で。他のブロガー方は何かテーマに沿って書 かれてらっしゃったり、面白い内容で世間様を引きつけてらっしゃったり。俺は毎日頭の中で行き場を失った言葉達を吐き出しているだけ。言ってみれば日記に もなり兼ねない、いやもうなっていてもおかしくない状況。そんなもんを世に曝け出している訳ですから。
ということで、これからはコメントにも何かリアクションを取ってみるかな、と考えてみたまでは良かったのだけれども、実際それを想像してみて思うのは、 何って「そんなの俺じゃない」ということ。
最近良く思うのは、何をするにも他人の目を気にしている自分がいるという事。いやそれこそが大人になった証拠だったりもするのだろうけど、どうにもやった もん勝ち的な生き方をしている人に対しての憧れが最近強くて。日本人はなかなか自分の意見を言わない。それをいいことに「じゃあやっちゃおーっと」みたい な感じで自分勝手な行動に出てしまう人々を、俺は軽蔑していた訳です。ガキンチョロならまだしも、いい年した大人が何をいつまでもそんな事してるの?と。
でももうそれでも構わないんじゃないか、と。今まで俺が築き上げて来た気遣いについてやら人付き合いについてやらの自分なりの答えも、見解も、そんなもん 全部放り投げて好きかってやってしまったら良いんじゃない、と。そこまで考えて、それでもまた思ってしまったのは「そんなの俺じゃない」ということ。
色々なものを吸収して吸収して、良いものは取り入れて悪いものは吐き捨てて、そうすればやがて素敵な人間になっているはずだ。そう考えていても、残念なが ら既に俺の脳はもうある程度のルールを作っていて、それに沿った中でしか物事を考えていなかったりもするのだ。
しかしながらこれだけは絶対に。毎回毎回こんなしょうもないもんを読みにここを踏んでくれる方々には、本当に感謝の気持ちで一杯です。去年ここに何かを書 き続けると言ってのけていた頃、「いつか恐ろしい数の人間がここを見てくれる時が来て…」なんて夢を抱いた事もありました。あの日のあの夢は、未だに達成 されておりません。訪問者履歴がそれを物語っております。とはいえ、誰に紹介した訳でもない、誰に「毎日見てくれ」と頼んだ訳でもないのに、何人かの方は ちょくちょく見にきてくれて。たまたまでもいい、それがきっかけだったのでも何でもいい、今この瞬間にこうして書いたブログをどこかの誰かが読んでくれて いるということ、それに感謝の思いを忘れた事は一度だってない。それだけはしっかりと伝えておきたい。
どうもありがとうございます。この場をお借りして。
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