辿り着く先は一体 何処になるのか
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 スタンスというものが人にはあり、それを肯定する必要はないにしても、否定する理由もそこにはなく。
夜の10時頃、家から駅の方へと自転車をこぎ、たまには栄養をつけないと、ということでたまの贅沢、焼き肉屋へと足を運び。
途中、工事中ということで迂回をしないといけない裏道でとある老夫婦に出会い。 「私にはもう夢も希望もないけどさ」 お婆さんのセリフでした。新しすぎる展開に俺は笑ってしまう事しか出来ず。 更には途中、銀行の裏手にある駐車場でヤンキー的な座り方をしている2人組が目に入ったりなんかもして。 何だかもうよく分からない人々と出会いながらも、何とか焼き肉屋さんまで到着。平日セールということで、2千円で食べ放題なんていう企画をやっていたりな んかして。 いくら栄養をつけたいからといって、あまり贅沢ばかりもしていられないのが現実。2千円ならいいかな、なんていう消極的な考えになりつつも、とりあえず中 へ。人もそこまで多くなく、すんなりと席まで通され、淡々と事は運び。 食べ放題にも2種類あったりなんかして、俺の食べたいものはよりチープな値段の方に充分盛り込まれていたので、そっちを選択。90分間の素敵な時間が始ま るはずでありました。 食べ始めて半分くらい時間が経ったのでありましょうか、追加の注文をしたところ、「品切れになってしまいました」なんて事を言われてしまい、仕方なく他の 品物を注文。するとその店員が、また「そちらも切れてしまいました」なんて。 食べ放題の注文リストに載っていたメニューは全部で18種類。気づけば半分近く品切れの状態になっておりました。 さすがにこれは納得がいかない、と、店員に「おかしくはないのか?」と質問、あくまでまだ質問。しかしながらこの店員は何も分かっていないポンコツだった ので、一番偉い人を呼びなさい、ということになり。 来ました一番偉い人。 「何か違うものでお腹を一杯にしていただける様にさせていただいても…」 ですって。今更何を言っておるのだ、と。 「さっきのタイミングで食べたいものを食べさせてもらえていればこんな事にはならなかったんだ」 「最初の説明の時に予め断っておくのが普通だろう」 「たった90分の間に、しかも今日の様な少なめな客の入りの日に、そんな短い時間で10種類近くも品物が切れたとでも言うのか」 「こっちは仕方なく特別食べたい訳でもない品物を注文しながらやりくりしようと思っていたのに」 「これでまさか正規の料金を払えなんて話になったりするのかね?」 「お腹一杯にしてくれなくていいです。納得させて下さい」 それはそれは優しい口調で言いました。しかしながら俺は1つも間違っておりません、そう確信していたのもあり、何を言ってもダメなコになっております。 結局、料金を半額にするという提示をされ、最後には偉い人が自らレジの前までやって来たりなんかもして。しっかり怒ってしっかり謝られて、そうなったら しっかり許さないといけない、そこまでがルールだと思っているので、「また来ますから」なんて言ってみたりなんかもして。 よくよく考えてみれば閉店間際だったんですものね、そりゃ品切れが出ても仕方ないのかも知れないね」なんて言ってみたりなんかもして。 「いや、しかし品切れの種類が多すぎです…」なんて。 「当たり前だよ!」 「次回のご来店時にはこのような事がないように…」 「当たり前だっての」 とにもかくにも、半額でご飯を食べられたということで良かったのだけれども、何とも無駄に疲れた夕食になってしまいました。 帰り道、行きと同じ道を通って帰っていると、何処からか電話をしている人の声が聞こえて来ました。 「お前が8時に来いって言ったから来たんだろうがよ!」 行きにいた人達でした。ということはつまり俺が最初に見た時はもう既に2時間待ちだったということになる訳です。 4時間も待っているなんて。帰れば良かったのに。連絡すれば良かったのに。 世の中なかなか面倒な事が多いものであります。 |