こんな日には「師走」辺りで検索したら山の様にヒットしてしまう事でしょう。
だって今日から12月。世間はこぞって後ひと月になってしまった2007を思い返し思い返し。
除夜の鐘を聞きながら一年の終わりをひしと感じ、かと思えば新年のカウントダウンでお祭り騒ぎ。わびもさびもあったもんじゃない。まさに日本人、多神教と 言うべきか無信教と言うべきか、そんな俺も日本人、何かにこだわり続けて頑なに「これはしない」と意地を張る事の方が非日本人的行動なのかも知れない。と はいえそれもそんな環境があればこその行動、突き詰めていけば結局は何でもないことだったりもして。
窓越しに見る冬の空は何だか爽やかでほんのり暖かそうだというのに、いざ外に出ると物凄い寒さに見舞われ。暖色なコーディネィト、世間には暖かく映るのか も知れないが、胸元をはだけさせていては本人一切暖かくなく。カッターシャツははだけさせてナンボ、独りの人間の無駄なこだわりもまた、ただの意地っ張 り。
師も走る程の忙しさ、師走。そんな話を聞いた事があるのだけれども、年中暇でもあり忙しくもある俺には何だか無縁な話。「掃除をして綺麗にして、すっきり と大晦日を迎えましょう」だなんて、大晦日分の掃除を12回の分割にして、毎月晦日に掃除してしまえば良いのに。それでも止めどなくたまり続ける埃の根 性、掃除の螺旋。塵が積もるから山になる。何年掃除をしなければ良いのだろう。
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