辿り着く先は一体 何処になるのか
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それから3年が経って、そろそろ何とかしないとなぁなんて思っていた頃、ふと「就職かぁ」なんて発言をポロッとしてしまったのをきっかけに、これがまたと んだ大げんかに発展してしまい、そのまま離ればなれになってしまった2人は未だに連絡を取り合うこともないまま。 今でもあいつは俺の知っている連絡先のままなんだろうか。 頭の中には携帯電話の番号もしっかりと残っていて、その気になればすぐにだって確かめられるっていうのに、なぜだか確かめようとしない。 何を怖がっているんだ?今更これ以上状態が悪化する訳もなかろうに。弱虫な俺と強がる俺と、震える指先と10円玉二枚。 お前さんに出会えて良かった。 それだけを伝えればいいのに、たった20円で済むのに、すぐそこに公衆電話はあるのに。 あえて携帯電話を使わないのは、拒否されているかも知れないから、なんてどうでもいい強がりだったりして。 結局公衆電話からの着信を拒否する設定にされていたらどのみち繋がらないのに。 今日も優しい風がそっと髪の毛を撫でました。