頼り過ぎていたみたいだ
気づくのが遅かった
もはや救われることない
後で悔やむから後悔
先に立たないのが後悔
盆には返らない
これでもうおしまい
しかしながらもはや
これをバネにするつもりもない
心の底から大切なものを失うなら
これ以上のものはもう二度と手に入らないなら
心の底から大切だったから
預けてしまっていたんだろうな
いつだってこだわる
さんざ閉ざされていても
危機とあらば躊躇わず助けたい
理由なんて分からない
いやむしろ理由なんてない
本能がそう感じているから
それがいけなかったのかも知れない
全身を
悲しさと情けなさが埋め尽くす
僕には間違いは許されない
人と触れ合う資格などない
扉の向こうでは
僕がいない世界になっている
遠回りな距離
蛙の子は蛙
落ちない瞼
堕ちていく世界
先人に感謝を
己に恥ずかしさを
先人に感謝を
己に情けなさを