いつだって僕らは
あの丘の向こうを目指して歩いているんだ
ただそれだけのはずなのに
目先の欲に溺れ
一瞬の感情に踊らされ
それは絶え間なく訪れ来る波の様に
いつまでもいつまでも
足枷となってまとわりつく
いつだって貴女は
本当の姿を見せちゃいないんだ
ただそれだけのはずなのに
要らぬプライドに縋り
あられもない姿に変わり
それは迫り来る夜更けの様に
いつまでもいつまでも
轡となってまとわりつく
いつだって誰もが
人間という枠を超えられれば
ただそれだけのはずなのに
空に歌えば良い
雨に泣けば良い
肌に触れれば良い
両手を広げれば良い
まるで世界がカラフルである様に
いつまでもいつまでも
思い出となってまとわりつく
いつだって誰かが
骨に願いを
