話してみないと分からない事ってのは世の中沢山あって
むしろそれでしかない様に思う
置かれている環境だって違うし
育った環境だって違う
何なら
生まれて来るまでいた
お腹だって違う
考え方こそ似ていても
それがむしろ偶然であり
それですら
細部に至れば違うので
肝心なのは
その「違い」と対峙した時
相手との考えに違いを感じた時
相手の考えを受け入れられた時
相手の考えを受け入れられない時
相手が自分を受け入れてくれた時
相手が自分の考えを受け入れてくれない時
その全ての時に於いて
素直であり続けられるかという事
大人になると
間違いと分かっていても謝れない
相手の間違いをしつこく突っつく
そんな悲しいシーンをよく目にするけれど
それはとても残念
むしろ
そうなってしまう事が
大人の仲間入りをする事の様に思う
「いつまで経っても子供みたいな真似して」
それは良くない事なのかも知れないけれど
時に人ってのは
純粋な想いってのを大切にしなきゃいけない
「そんな気持ちはもうない」
ってのは実は嘘
失うモノではない
経験によって
自己防衛機能の発達によって
隠せる様になってしまったというだけ
いつの間にか我慢を覚え
言ってはいけないという空気を読める様になってしまって
そうして心の奥ですっかり埃まみれになってしまった大切な気持ち
せっかく積んだ経験は
「我が儘になってしまわないかどうか」
の判断をするくらいにしておいて
伝えなきゃならない事は頑張って伝えなきゃならない
いつだって物事はシンプルに運ぶはずだったんだ
いつだって
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