
世の中たくさんの人が、色々なところでライブをしている訳で。
今日は、というか日付が変わって昨日は最愛の弟がライブをしておりました。相変わらずカッコよく、途中「泣いても良いかな」くらいにまでテンションを持っ ていてみたりもして。
こんなところに個人的な話を書いて良いものか、俺にとって弟というのはもうどうにもかけがえのないもので。今更か?!って話なんだけども、本当にそう思う ところで。
いつの間にか俺は世間の荒波に飲まれ、上手く生きるにはどうしたら良いのか、というよりは、上手な世渡りの方法的なところを徹底的に追及し、果てはそれが 役に立つはずだから、と必死になった結果、誰にも心の開けない、自信を持って自分を人にさらけ出せないちんけな男になってしまったのですが、そう思うたび に弟を思い出し。昔の俺は自分勝手で我がままで、そんな奴を兄貴に持った弟はきっと辛かっただろうな、と。しかしながら今の俺は俺で、そんな弟を疎ましく 思うくらいに自信もなくなり、弟にしてみれば「自分勝手→へなちょこ」な感じに転向した兄貴なんて、ってなもんで。
でも、こんな風に考えられるのも、もはや弟がいてくれたからこそ。反抗期には、親父との確執から産まれた怒りを全部弟にぶつけ、バンドを組めば俺俺になっ てしまって最高にカッコいいバンドを台無しにしてしまい。気づくのって本当に遅い。覆水盆に帰らずっていうのは本当に本当の話なんだな、と、後悔は後だか ら後悔難だな、と。
ただ、1つだけ言うとすれば、俺と弟は兄弟だということ。他の誰にも真似の出来ない、全世界何十億人といる中で、たった俺と弟だけにしか出来ない関係を、 俺と弟は持っているということ。
いつまでも、お互いを尊敬し合える仲でいられる為にも、俺はまだまだ己を磨かなければ。
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