思い返してみれば色々な事があった様に思う。
自転車ですれ違った、どこの誰かも分からないちんちくりんに、
「何睨んでんだよ!」と、背後からその人が持ってた傘でペシペシ叩かれてみたり、
「お前幾ら持ってんだよ」
「持ってないならワンパン(一回殴らせろ、っていう意味だった事を後に知る)でいいよ」
なんて、突然訳の分からない人間に恐喝されてみたり、
しかも同じクラスの人間の友人だったという事を知り、
翌日そいつのクラスまで足を運んでしっかりと事情を聞いてみたり、
結局仲良くなってたり、
軽音楽のサークルの合宿先、先輩の部屋でギターさばきを寝っ転がって拝見していたら、
別の先輩がその部屋に入って来て。
おもむろに俺の真横にドシンと座り、顔を覗き込んで、
「起きてたのかよ!」と、なかなかの驚きを見せてくれたり、
全ての原因はこの「目」にある様な気がしてならない。
背が高いから、どうしても他人を見る時は見下ろす形になってしまいがち。
そこへ来ての目の小ささ。
「は?」
みたいな気持ちで見られていると思われても仕方がない。
俺はそんなんじゃない。
勿論心は豊かではないし、
考え方は偏っているし、
昭和の生き残り風な人間だけれども、
喋ると意外とお洒落なんです。
ライブでこれをどう表現していけば良いのか。
頭を抱える日々であります。
ただ、それだけの話。
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